チャットレディの化粧品代は経費になる?対象になりやすいものや按分方法を紹介
目次
- チャットレディが使用する化粧品は経費にできる?
- 仕事で使用するなら経費にできる可能性がある
- 化粧品がすべて経費になるわけではない
- 仕事専用として分けている場合は経費の説明がしやすい
- チャットレディが経費にできる可能性がある化粧品一覧
- プライベートでも使用する化粧品はどうなる?
- 兼用の場合使用分を区分する
- 化粧品の使用割合の決め方の例
- 化粧品代を経費にするときに残しておきたい記録
- レシート・領収書
- 購入目的や配信での使用状況をメモする
- ECサイトで購入した分は履歴を保存
- 化粧品以外の美容代は経費になる?
- 美容院代
- ネイル代
- まつパやまつエク
- エステ
- 脱毛
- 美容医療
- チャットレディの化粧品代についてよくある質問
- 化粧品代の勘定科目は?
- 食品などと一緒に買った場合はどうなる?
- デパコスも経費にできる?
- レシートを無くしたら経費にできない?
- まとめ:化粧品の経費計上は仕事で使用した分を記録する
著者:ゆきの|アットグループ町田店マネージャー チャットレディ経験者(最高月収350万P獲得)。マネージャー歴10年以上。毎月30名以上の面接・体験入店サポートを担当。累計100名以上の在籍女性をマネジメント。
チャットレディの確定申告を行う際、所得の計算をするために報酬から経費を差し引いて申告する必要があり、経費がどの程度かかっているかを日々記録しておくことが重要です。
必要経費を差し引くと所得額が少なくなり、結果として税負担が軽くなる場合がありますが、仕事と関係のない支出まで経費にできるわけではありません。
チャットレディが経費として計上するか悩むもののひとつが、「化粧品代」です。
プライベートでも使用する可能性があるものは、どのように経費として申告するべきか難しく、判断に迷うケースがあります。
この記事では、チャットレディが経費として扱う化粧品代について、対象になりやすいものや按分方法、よくある質問なども紹介します。
確定申告の際にどこまで経費として計上して良いのか迷ってしまうという方は、ぜひご覧ください。
チャットレディが使用する化粧品は経費にできる?

経費とは、仕事で報酬を得るうえで必要となった費用のことで、プライベートのために支払った費用や、実際よりも多く計上した金額は必要経費として認められません。
チャットレディが使用する化粧品は、プライベートとの区別が難しい部分でもあり、悩む方が多い項目です。
ここでは、チャットレディが使用する化粧品についての基本的な考え方を紹介します。
仕事で使用するなら経費にできる可能性がある
チャットレディは画面に顔を映して仕事をするため、化粧品が報酬を得るために必要な支出であることを説明できれば、必要経費として認められる可能性があります。
配信の際に使用するメイク用品や、コスプレで使用するカラコンなどは、仕事との関連性を説明しやすい支出といえるでしょう。
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化粧品がすべて経費になるわけではない
「チャットレディだから」という理由で、すべての化粧品が経費として認められるわけではありません。
確かにチャットレディは身だしなみが重要で、化粧品を経費として説明しやすい仕事であるといえます。
一方で、プライベートでも使用する機会が多い化粧品は、そのまま全額を経費にできるとは限りません。
「どの化粧品なら経費にできるか」ということではなく、「どのような目的で使用した化粧品か」が重要です。
仕事専用として分けている場合は経費の説明がしやすい
プライベートでも使用する可能性がある化粧品は、仕事用と分けて管理することで業務との関連性を説明しやすくなります。
例えば、以下のような管理方法です。
- 配信時専用のメイクポーチを作る
- 仕事用の化粧品を事務所に保管する
- 仕事用の化粧品は別会計にする
- 仕事用のクレジットカードを利用する
これらは、行えば必ず経費として認められるわけではありませんが、購入目的や使用状況を説明しやすいため、管理方法としてはおすすめです。
チャットレディが経費にできる可能性がある化粧品一覧

チャットレディが使用する化粧品は、種類で判断するのではなく、仕事で使用した分を合理的に区分することが重要です。
以下は、チャットレディが使用することが多い化粧品と考え方の注意点です。
| 化粧品・美容用品 | 判断のしやすさ | 注意点 |
| ファンデーション アイシャドウリップアイライナーマスカラメイクスポンジ など | 〇 | プライベートでも使用する場合は、仕事で使用した分と区別する |
| つけまつげ ラメ イベント用メイク用品 | ◎ | 配信やイベントで使用したことを記録しておく |
| カラコン | △ | 視力矯正やプライベートで使用した分と区別する |
| ネイル用品 | △ | 配信で使用したことを説明できるようにする |
| クレンジング | △ | プライベートでも使用するため慎重な判断が必要 |
| 化粧水 乳液 美容液 などのスキンケア用品 | △ | プライベートでの使用が中心となるため、業務との関連性を説明しにくい |
普段の外出でも使用するファンデーションやポイントメイク用品は、仕事で使用した分を合理的に区分する必要があります。
一方で、イベントやコスプレ時に使用したアイテムは、仕事との関連性を説明しやすいでしょう。
経費として計上する際は、購入目的や使用状況を整理したうえで、必要に応じて税務署や税理士へ相談しましょう。
プライベートでも使用する化粧品はどうなる?

仕事用とプライベート用を分けずに化粧品を使用する場合、使用区分を合理的に判断する必要があります。
ここでは、按分の考え方について詳しく紹介します。
兼用の場合使用分を区分する
仕事で使用した分とプライベートで使用した分がある場合、合理的な割合によって区分することが大切です。
国税庁の「No.1350 事業所得の課税のしくみ(事業所得)」には、以下のような内容が記載されています。
家事上の経費は必要経費になりませんが、家事上の経費に関連する経費のうち、事業所得を生ずべき業務の遂行上必要である部分を明らかに区分することができる場合のその部分に相当する経費の金額は必要経費となります。
つまり、購入目的や使用状況を明確にし、その分だけを経費として計上できる可能性があります。
化粧品の使用割合の決め方の例
「使用した分だけを経費計上する」ことを「家事按分(かじあんぶん)」と呼びますが、化粧品について決まった按分割合はありません。
「〇%まで経費にできる」「〇%が平均」といった一律の基準ではなく、実際の使用状況をもとに判断することが大切です。
以下は、割合の決め方の例です。
| 判断方法 | 具体例 | 経費にする割合 |
| 仕事で使用した日数を基準にする | 1か月に配信で20回、プライベートで10回使用した | 約67%(約3分の2) |
| 使用頻度を基準にする | 配信で6割、私生活で4割使用している | 60% |
| 仕事用とプライベート用を分けている | 配信専用の化粧品を購入している | 100% |
| イベントや企画だけの使用 | イベントのためだけに購入した化粧品 | 100% |
例えば、3,000円のファンデーションを購入し、配信で使用した割合が67%と判断した場合は、以下の計算式で経費を考えます。
- 3,000円×67%=2,010円
ただし、この考え方は一例であり誰にでも当てはまるわけではないため、ご自身の状況に合わせて基準を決めましょう。
また、仕事専用として管理している場合や、配信イベントだけで使用した場合は、全額を業務使用分として判断できる可能性があります。
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無料で相談してみるただし、仕事専用であることや、実際に仕事で使用したことを説明できる記録が必要です。
化粧品代を経費にするときに残しておきたい記録

化粧品は仕事で使用したことが説明できるように、しっかりと記録を残しておく必要があります。
購入したこと以外にも、仕事との関連性を説明できる資料があると安心です。
レシート・領収書
化粧品を購入した際のレシートや領収書は、紛失しないようにファイルや封筒に月ごとにまとめる、会計ソフトに取り込むなどの工夫が必要です。
レシートには購入日だけではなく、店舗名、金額、商品名など細かく記載されていることが多いため、領収書と合わせて保管することをおすすめします。
帳簿やレシートなどの保存期間は、申告方法や書類の種類によって原則5年または7年となるため、ご自身の状況に合わせて確認しておきましょう。
参考:国税庁「記帳や帳簿等保存・青色申告」
購入目的や配信での使用状況をメモする
レシートや領収書を保管する際、「なぜ購入したか」「どのように使用したか」などをメモしておくと、仕事との関連性を説明しやすくなります。
配信スケジュールやイベントスケジュールと合わせて記録しておくと、後から確認しやすいでしょう。
ECサイトで購入した分は履歴を保存
ECサイト(Amazon・楽天市場・Qoo10など)で化粧品を購入した場合、注文履歴や購入履歴の保存も有効になる場合があります。
クレジット明細は購入した商品が把握できないこともあるため、電子領収書が発行できる場合は保管し、一緒に保存しておくのがおすすめです。
化粧品以外の美容代は経費になる?

チャットレディとして見た目に気を使ううえで、化粧品以外の美容代はどこまで計上できるのか気になる方も少なくありません。
ここでは、一般的に利用される美容代について詳しく紹介します。
美容院代
美容院でのカットやカラー、トリートメントなどは、仕事のために行ったとしても、その髪型で普段の生活を送ることになるため、業務との関連性を説明しにくいケースがあります。
一方で、仕事用にしたヘアセットや、ウィッグ代などは仕事だけの支出と考えやすいため、経費として計上できる場合もあります。
ネイル代
チャットレディは配信で手元が映ることが多いため、ネイルは仕事に関係する支出と説明できる一方で、普段の生活でも同じネイルで過ごすのであれば、仕事だけとは言い切れません。
ただし、イベントに合わせたデザインなどは、利用目的を記録しておけば経費として認められるケースもあります。
まつパやまつエク
まつパやまつエクも美容院代と同様で、画面映りを意識して行ったとしても、普段の生活でもその状態が続くため、仕事専用の支出として区別することは難しいかもしれません。
経費計上を検討している場合は、仕事に関係のある支出だと説明できるように準備しておく必要があります。
エステ
普段からチャットレディとしての美や健康を保つために、フェイシャルエステや痩身エステに通う方もいますが、私生活にも効果が及ぶものと捉えられるかもしれません。
チャットレディの仕事中だけの効果ではないため、業務との関連性の判断は慎重に行う必要があります。
脱毛
脱毛は、特にアダルトチャットを中心に活動する方が、身だしなみを整えるために行いたいと感じるかもしれませんが、仕事だけの支出と判断しにくいケースです。
脱毛による報酬アップが期待できるなど、仕事との関連性を説明できるかを十分に検討しましょう。
美容医療
近年は美容医療が身近になってきたことから、チャットレディとして見た目を維持するために、シミ取りや美容注射などを検討する方もいます。
しかし、美容医療は身体そのものに効果が及ぶため、一般的には私生活との区別が難しい支出です。
チャットレディの化粧品代についてよくある質問

最後に、チャットレディの化粧品代について面接や現役チャットレディからよくある質問を紹介します。
化粧品代の勘定科目は?
化粧品代の勘定科目は、一般的に「消耗品費」として処理されることが多いです。
勘定科目に絶対的な決まりはなく、毎年同じ基準で処理することが重要です。
食品などと一緒に買った場合はどうなる?
ドラッグストアなどで食品や日用品などと一緒に化粧品を購入した場合、レシートには合計額が記載されますが、経費として計上できるのは仕事で使用したもののみです。
経費に該当する商品に〇をつけるなどして管理すると、後から確認しやすいでしょう。
デパコスも経費にできる?
デパコスは価格帯が高額になる傾向がありますが、購入価格にかかわらず、経費の計上は「仕事で使用したことを説明できるもの」が考え方の基本です。
そのため、デパコスでもプチプラでも、仕事で使用したのであれば経費として計上できる可能性があります。
レシートを無くしたら経費にできない?
レシートを紛失した場合でも、クレジットカードの利用明細などで支出を確認できれば、問題ない場合もあります。
しかし、購入した商品の詳細まではわからないことがあります。
ECサイトであれば購入履歴が残りますが、実店舗の場合はレシートや領収書が大切であるため、日頃から記録を残すよう習慣づけましょう。
まとめ:化粧品の経費計上は仕事で使用した分を記録する

チャットレディが使用する化粧品を経費として計上する場合、業務との関連性を合理的に説明できるようにしておく必要があります。
プライベートでも使用している化粧品をすべて経費にできるわけではないため、按分した際の計算方法を記録しておきましょう。
アットグループでは、未経験の方への確定申告や経費に関する相談もサポートしています。
経費に関しては税理士や税務署に確認が必要ですが、まずは一般的な見解をお伝えすることもできるため、お気軽にご相談ください。
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