チャットレディの経費の平均は?計上できるものや働き方別シミュレーションを紹介
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著者:CHIE|アットグループ横浜店マネージャー チャットレディ経験5年。マネージャー歴12年以上。アットグループ マネジメント部門 最優秀賞受賞。ランカー100人以上輩出。毎月30名以上の面接・体験入店サポートを担当。現場でのリアルな経験をもとに、伸びる子の特徴や裏側を発信中。
チャットレディとして所得を得た場合、所得額やほかの収入の状況によっては確定申告が必要です。
確定申告の際に必要になる「所得」は、「報酬から経費を差し引いた金額」となりますが、この「経費」をどのように考えたら良いか迷う方は少なくありません。
この記事では、チャットレディが経費として計上している割合の平均や、経費にできるもの、働き方別のシミュレーションを紹介します。
確定申告の際に何を経費にしたら良いか迷っている方、他のチャットレディの実情が知りたいという方は、ぜひご覧ください。
経費ってなに?チャットレディが経費計上できる理由

経費とは、簡単に言うと「仕事をするために必要な支出」のことです。
チャットレディは個人事業主となることが多く、特に在宅勤務の場合は業務に必要なものをすべて自分で揃える点が特徴です。
例えば、チャットで使用するパソコン、スマホ、インターネット通信費、照明機材などはもちろん、衣装や美容に関する費用も計上できる可能性があります。
一方、プライベートでも使用しているものは全額ではなく、家事按分(かじあんぶん)といって仕事で使用している割合の分だけを経費にできる場合があります。
チャットレディの経費として認められるものは、働き方や契約内容、個々の状況によって異なるため、判断に迷う場合は税務署や税理士への相談がおすすめです。
チャットレディの経費は平均どれくらい?

経費は自分が使用した分を計上すれば良いのですが、他のチャットレディはどのくらいなのか気になる方もいるでしょう。
ここでは、チャットレディの経費の平均や多い場合、少ない場合の考え方などについて紹介します。
報酬の2~4割が目安といわれる
チャットレディの経費は、報酬の2~4割が目安とされています。
ただし、チャットレディの経費について、公的に示された平均割合はなく、実際は在宅か通勤か、副業か専業か、機材を購入した年かどうかなどによって大きく異なります。
例えば、報酬が1年間で2,400,000円だったとすると、経費は48,000~96,000円になる計算ですが、この割合はあくまで目安で、働き方や働く時間によって高くなったり低くなったりします。
必ず報酬から2~4割を経費として計上しなければならないわけではなく、実際の支出額をもとに申告することが重要です。
経費は「平均に合わせる」のではなく、「必要だった費用」を計上するものと考えるようにしましょう。
在宅・通勤の経費の目安の違い
チャットレディ全体としての経費の平均は2~4割程度ですが、在宅か通勤かによって割合は大きく異なります。
| 働き方 | 経費の平均 | 経費が多くなりやすい項目 |
| 在宅チャットレディ | 報酬の2.5~3.5割程度 | 家賃(家事按分)、電気代、通信費、パソコン、照明機材、マイク など |
| 通勤チャットレディ | 報酬の1~2割程度 | 交通費、美容代、衣装代、消耗品 など |
※チャットレディの経費について、信頼できる公的な平均データはありません。経費率は働き方によって異なるため、本記事では複数のモデルケースをもとに目安を紹介します。
在宅チャットレディの場合、自宅で仕事をすることになるため、家賃や光熱費、インターネット代などを家事按分して経費にできることがあります。
配信用の機材なども自分で揃えるケースがあることから、初期費用としてかかったものを経費計上するケースが多いです。
一方、通勤チャットレディは事務所の設備を利用できる場合が多いため、機材を購入する必要がなく、在宅チャットレディと比べると経費が少なくなる傾向があります。
平均より少なくても問題ない
全体としての平均を聞いてしまうと、「経費が1割しかないから少なすぎる?」と不安になってしまう方もいます。
しかし、経費は在宅か通勤かによって大きく異なることや、副業か専業かでもかかる費用は変わってくるため、個々の状況によって違いが出るのは当たり前です。
経費が増えれば節税につながると考えてしまいがちですが、経費を増やすことを目的にするのではなく、支出を正しく計上することが大切です。
経費が多い場合に確認されることはある?
経費が多すぎると税務署から調査が入るのでは?と不安になる方もいますが、割合が高いだけで問題になるわけではありません。
しかし、報酬に対して極端に多いと感じられる場合は、内容の確認を求められることがあります。
その際はレシートや領収書が必要になるため、どのような用途でいつ使用したかがわかるようにしっかりと保管しておきましょう。
なお、必要経費として認められるかは個々の状況によって異なるため、判断に迷った場合は税務署や税理士への相談がおすすめです。
チャットレディが経費にできるもの一覧

チャットレディの場合、報酬を得るために必要な支出であれば必要経費として認められる可能性がありますが、購入したものすべてではないため注意が必要です。
プライベートでも使用しているものなどは、仕事で使用した割合を計算する必要があります。
ここでは、一般的にチャットレディが経費にできる代表的なものを紹介します。
美容・メイク用品
チャットレディは見た目を整える必要がある仕事であるため、美容やメイクにかかった費用は仕事内容との関連性が認められる可能性があります。
例えば、以下のようなものです。
- メイク道具
- 化粧品
- カラコン
- ウィッグ
- 美容院代
- ネイル など
ただし、これらはプライベートでも利用する可能性があるものが含まれるため、すべてが経費として認められない場合もあります。
仕事との関連性を説明できるように、領収書やレシートに利用目的を記録しておくと安心です。
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衣装・下着・コスプレ用品
多くのチャットレディは、仕事用に衣装を用意していますが、チャットレディとして活動することを目的に購入したものであれば、経費として認められる可能性があります。
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無料で相談してみる例えば、以下のような衣装が挙げられます。
- 配信用の衣装、ドレス
- コスプレ用の制服、サンタ衣装、ハロウィン衣装
- 配信で使用する下着 など
ただし、普段着でも着ることがある洋服は、仕事専用と判断しにくく経費として認められない場合もあるため、管理方法を分けるなどの工夫が必要です。
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パソコン・スマホ・リングライトなどの機材
チャットレディとして活動するために購入する、以下の機材も経費として計上できる可能性があります。
- パソコン
- スマホ
- Webカメラ
- マイク
- リングライト など
ただし、パソコンなどの高額な機材(10万円以上)は、購入した年に全額を経費にするのではなく、原則として数年に分けて経費にする「減価償却(げんかしょうきゃく)」が必要です。
ただし、購入金額や申告方法によっては別の処理を選べる場合もあります。
参考:国税庁「No.2100 減価償却のあらまし」
減価償却の場合、購入したものの耐用年数によって何年に分けるかが異なるルールです。
一般的なパソコンの法定耐用年数は4年ですが、各年に計上する金額は購入時期や使用割合などによって変わります。
参考:国税庁「主な減価償却資産の耐用年数表」
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通信費・インターネット代
チャットレディの仕事で使用した分のスマホの通信料や自宅のインターネット回線は、経費として計上できる可能性があります。
ただし、これらはプライベートでも利用することがあるため、基本的に全額を経費にするのではなく、仕事で使用した割合だけを経費にする「家事按分」が必要です。
家事按分には一律の割合が定められていないため、使用時間や使用日数などをもとに、仕事で使用した部分を合理的に区分します。
参考:国税庁「〔家事関連費(第1号関係)〕」
例えば、通信費は以下のように求めます。
| 【通信費の計算方法の例】 1か月の使用料金:15,000円 業務時間:1日8時間×週5日 1・1週間の業務使用時間を計算する 8時間×5日=40時間 2・1週間の総時間を計算する 24時間×7日=168時間 3・按分率を計算する 40時間÷168時間=0.28(28%) 4・経費計上できる額を計算する 15,000(使用料金)×28%(按分率)=4,200円 |
こちらは、使用時間を基準にした計算例です。
実際には、仕事用端末の通信量や勤務日数などを基準にする方法もあるため、利用実態に合った基準を選んで割合を決めた根拠を記録しておきましょう。
また、家事按分は、客観的な根拠をもとに設定することが大切であるため、割合を決めた理由をしっかりと説明できるようにしておきましょう。
家賃・電気代など在宅勤務の費用
在宅チャットレディの場合、家賃に加え、電気代などの光熱費も仕事で使用した分を経費として計上できる場合があります。
このときも、合理的な計算方法で家事按分を行います。
| 【家賃の計算方法の例】 家賃:10万円 居住スペース:60平方メートル 仕事で使用するスペース:15平方メートル 1・按分率を計算する 15(仕事スペース)÷60(居住スペース)=0.25(25%) 2・経費計上できる額を計算する 100,000(家賃)×25%(按分率)=25,000円 |
| 【電気料金の計算方法の例】 月の電気料金:8,000円 業務時間:1日8時間×週5日 1・1週間の業務時間を計算する 8時間×5日=40時間 2・1週間の総時間を計算する 24時間×7日=168時間 3・按分率を計算する 40時間÷168時間=0.28(28%) 4・経費計上できる額を計算する 8,000円(電気代の総額)×28%(按分率)=2,240円 |
生活費すべてを経費にできるわけではなく、説明できる計算式で求めることが重要です。
交通費・消耗品費・打ち合わせ費用
通勤チャットレディの場合の交通費、文房具や電池、ティッシュなどの仕事で使用した消耗品費なども経費の対象になることがあります。
また、事務所スタッフや仕事関係者との仕事の打ち合わせに使用したカフェなどの費用も、関連性が認められれば経費として扱われる場合があります。
ただし、プライベートで友人と外食した際の費用などは経費にはなりません。
支出の目的をしっかりと説明できることが重要です。
働き方別経費シミュレーション

チャットレディの経費率は、働き方によって大きく異なります。
在宅、通勤、副業、専業でどのような違いがあるか見てみましょう。
なお、以下は働き方の違いをイメージするための一例です。実際に経費にできる金額や割合を示す統計ではなく、個々の契約内容や使用状況によって異なります。
副業チャットレディ(月収10万円)
副業としてチャットレディをする方は、週2~3日程度の勤務であることが多く、すでにもっているスマホやパソコンを使用するため、新たな出費は少ない傾向にあります。
ここでは、自宅での配信と事務所への通勤を併用するケースを想定します。
| 項目 | 金額例 |
| 通信費(家事按分) | 3,000円 |
| 美容・メイク用品 | 5,000円 |
| 交通費 | 2,000円 |
| 合計 | 10,000円 |
月収が10万円と仮定すると、経費率は10%(1割)程度です。
在宅専業チャットレディ(月収50万円)
在宅で専業チャットレディをする方は、配信機材の準備や通信環境の整備、家賃、光熱費の家事按分が加わるため、経費が増えやすくなります。
以下は、繁忙月や衣装をまとめて購入した月の例 です。
| 項目 | 金額例 |
| 家賃(家事按分) | 50,000円 |
| 通信費(家事按分) | 6,000円 |
| 電気代(家事按分) | 5,000円 |
| 美容・衣装代 | 80,000円 |
| 配信機材・消耗品 | 39,000円 |
| 合計 | 180,000円 |
月収が50万円と仮定すると、経費率は36%(3.6割)程度です。
通勤専業チャットレディ(月収30万円)
通勤チャットレディの場合、事務所の設備を利用できることが多いため、初期費用がかからず経費を抑えやすい傾向があります。
| 項目 | 金額例 |
| 交通費 | 12,000円 |
| 美容・メイク代 | 40,000円 |
| 衣装代 | 20,000円 |
| 消耗品費 | 8,000円 |
| 合計 | 80,000円 |
月収が30万円と仮定すると、経費率は27%(2.7割)程度です。
まとめ:経費を正しく理解して節税につなげよう

チャットレディの経費は、個々の状況によって異なるため、平均額を意識するのではなく仕事で必要になった経費を正しく計上することが重要です。
領収書やレシートの保管や仕事との関連性をメモしておき、スムーズに確定申告を進める必要があります。
アットグループでは、安心して働けるようなサポートとして、経費計上や確定申告のことで迷ったら、税務署や税理士への相談の前に一般的な情報をご案内させていただきます。
チャットレディとして働くうえで困ったことがあれば、お気軽にご相談ください。
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